北京VS左足壊死ニキ
こんにちは。
世の中くさいものが多いですよね。
人生で一番くさかったものと聞いて、何が頭に浮かびますか?
それはうんちでしょうか?それとも爪の垢?生ごみ?
私は残念なことに2つも思い浮かんでしまいます。何かというと、
① 北京
大学生のころに夏休みの短期留学で北京へ行った時の事、空港から出てホテルへ向かうバスに乗り、最寄りのバス停で降りた瞬間
『クサッ!!!!!』
っと言ってしまいました。クラスメイトもみんなバスから出た瞬間くさいくさいと叫んでました。
アンモニアなんてもんじゃない、鼻を閉じても耳や目から匂いが入ってきそうな勢い、すさまじい激臭です。
日本を発ってまだ6時間、もう日本に帰りたい、中国恐るべしと驚嘆。
そしてその匂いの発生源は、バス停の目の前にある大量の生ごみが山のように放置されたゴミ捨て場だったのです。きちゃない。
しかも季節は夏、ただでさえ臭い生ごみが万田酵素のごとく発酵熟成され、生ごみを超越した生ごみになっていました。日本じゃ絶対見ない光景ですね。
そして不運なことにそのまた目の前には僕たちが泊まるホテル。毎朝夕その生ごみの目の前を通らなければならなかったのです。
さらに不思議なことに、現地の市民たちは顔色一つ変えずその生ごみの目の前を通り過ぎていきます。
さすが中国人、タフだ。と素直に感心しました。
幸いその生ごみ問題以外は何も問題なく、現地の人は思ってたより日本人に対して優しいし、飯はうまいしってことで今では楽しい思い出なんですが、あの臭いだけはいまだに忘れられません。あと一度としてゴミ収集業者が回収してるところを見なかったのも忘れられない謎です。あの生ごみどうするんだろ。
② 左足壊死ニキ
SNSや掲示板で度々話題に上がる左足壊死ニキ。
都内の各路線に悪臭を放ちながら突如現れる左足が壊死した、生ける都市伝説と名高いおっさんです。
一度だけ同じ車両になったことがあるんですが
最初は左足壊死ニキの存在に気づかず、誰かゲロったのかななんて思ってたのですが悪臭が充満してくるとゲロとうんこと生ごみと腐った死体をミキサーにかけたようなにおいがしてきました。
感覚器官をもって生まれたのを初めて後悔しました。人間があそこまで臭くなれるのか!? 生命の神秘を感じます。
そして壊死ニキは「ウ↑ウ↑ウ↑ゥゥーッ↑↑↑」っと甲高い鳴き声をあげ始めました。
案の定壊死ニキの周りだけサーッと人がいなくなり、ガラガラゾーンとすし詰めゾーンが隣接する奇妙な車内になりました。
僕は隣の車両に逃げ、何とか耐えましたがあのままいたらたぶんゲロはいてました。
最近は死亡説も流れていた壊死ニキですがつい先日、ツイッターで目撃情報があったようです。
写真を見ると左足の症状や身なりも良くなってるのでもしかしたら悪臭はなくなったかもしれませんね。