【広告詐欺】2016年オススメのガッカリ映画【広告詐欺】『ブラックスキャンダル』【広告詐欺】
明けましておめでとうございます。
今日は観て損をするオススメのガッカリ映画を紹介したいと思います。
映画は年6本くらい(!)は観てる私が言うので間違いないです。
ネタバレを多分に含みますのでご注意して下さい。
記念すべき一発目は
『ブラックスキャンダル』
実話を基にしたストーリーで、主演のジョニー・デップが地毛を抜いてまで役作りに挑んだことでも有名。
ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョエルが出ている、主演級の3人を携えたとても豪華な配役です。
あらすじ(公式サイトより)
1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。
マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるギャングのボス、バルジャー(ジョニー・デップ)に敵の情報を売るよう話を持ちかける。FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を壊滅に追いやるバルジャー。出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまた、彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく――。そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。悪の象徴であるバルジャーにより徐々に取り込まれていくFBI、思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める――。
やがて地元紙のスクープで彼らの悪事が明らかになった時、彼らに訪れる衝撃の結末とは。ギャング、FBI、政治家が手を組んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件=スキャンダルがいま暴かれる!
こんな感じのクライム・サスペンスです。
ギャングボス・FBI・政治家が手を組んで悪事を働いた!ってCMでも煽り文でも盛んに言ってますが
ガッカリポイント❶
ベネディクト・カンバーバッチ(政治家)が全然出てこねえ
政治家全然出てきません。大半はジョニー・デップとジョエル、ギャングとFBIだけの物語です。
もっとこう、政治家もノリノリで悪事に加担して政治力で壮大に隠蔽した!とかを想像したのですが、全然違いました。
広告詐欺かよって言いたくなりました。
あんだけポスターとかCMで3人出てきてたのに映像出て来るのほぼ二人って、そりゃ怒りますよ。
とりあえず以上ががっかりしたポイントです。
あとツタヤのレビューにはこんな意見もありました。
ジョニーデップが怖すぎたため、☆3個というしょっぱい評価が付けられていました。
スエさん、その怖さこそ最大の緊張感をもたらしてくれる、この映画の良いところです。
ギャングとしての『怖さ』を出すためにジョニーデップが地毛を抜いてまで役作りに挑んだことを承知した上での☆3なのでしょうか?
引かれた☆2個はどこへ行ってしまったのでしょうか?やはりベネディクト・カンバーバッチが出てこないから2個引いたのでしょうか?
そもそもジョニーデップが怖い役をやるのは何ら珍しいことではなく、『シークレットウィンドウ』では狂気の殺人作家、『トランセンデンス』では文明を破壊する恐ろしい役をやっています。
スエさん、是非パイレーツ・オブ・カリビアンやアリス・イン・ワンダーランド以外のジョニーデップ主演作も観て下さい。